7月29日と30日に医療従事者を目指す高校生を対象に病院体験をおこないました。病院体験では様々な職種(医師・看護師・薬剤師・検査技師・放射線技師・理学、作業療法士)のお仕事体験をすることができます。最近では看護学校の入学者数が減少傾向にあり、少子化の影響などもあり定員割れや、閉校となる看護学校も相次いでいるといわれています。
医療従事者は大変なこともあるけれど、医療のやりがいや、楽しさ、魅力についてもお伝えしたいと思います。
看護コースは、看護師さんならば絶対に習得しなければならない技術、採血の見学からスタートです。一緒に血管を探したりしました。
次は血圧測定の練習を行います。看護師さんのお手本の後は高校生が看護師さんの血圧を測ります。聴診器で音を聞きながら測りあいっこをしました。看護師コースではバイタルサイン測定・心肺蘇生・車いす体験・院内見学などをおこないました。
薬剤師コースの病院体験の様子です。今日はお隣のさくら薬局でお仕事体験させてもらいました。白衣を着せてもらって、薬剤師さんからお仕事内容の説明をしてもらいました。薬剤師になるにはどうしたらいいか、薬剤師のお仕事について気になること、たくさん話が聞けたようです。患者さんが来局し、調剤、患者さんへのお薬の説明、会計の流れを実際に体験し、参加した高校生からは薬剤師の仕事のイメージが変わり、人と触れ合う職業なのだと実感したとの感想がきかれました。
参加した看護コースの高校生からは、最初は緊張したけど、いろんな体験ができて楽しかった。今回の体験を通してますます看護師になりたい気持ちが強くなった。看護師なれるように頑張りたいとの感想が寄せられました。みんなの将来の夢がかなうように応援しています!
今日参加した高校生は全員高校2年生、体験を通して進路決定のお役に立てればと思います。
数年後・・・「実は高校生の時、病院体験に来たことあるんですよ」なんて話ができたらうれしいです。。
当院では夏休みと春休みを利用して年2回の高校生病院体験を行っています。興味のある方はお気軽に水俣協立病院へご相談ください。
また熊本県民医連では医師・看護師・薬剤師を目指す学生を対象に奨学金制度があります。随時募集中です。詳しくは添付の奨学生募集チラシをご参照ください。
ファイル:奨学生募集チラシ